それでも物質文明の虜

パパラギ はじめて文明を見た南海の酋長ツイアビの演説集、読。

 

年末、街はにぎわい、わたしはプレゼントの包装を待ちながらこの本を読んだ。

ツイアビの眺める文明世界、人(パパラギ)は高いビルの谷間の狭い路地に溢れ、物欲に支配され、時間が無いと嘆く。

ツイアビの視点を持って我が身を省みてつかの間 覚醒するも、またこの世間に埋もれて日々を生きる。