2014-01-01から1年間の記事一覧

恋心の追悼

少し前に、須賀敦子さんの書簡が発見されたという記事が出ていた。 もう私の恋は終りました。その人をみてもなんでもなくなってしまった。これでイチ上り。一寸淋しいきもちだけど しずかで明るいかんじも戻ってきました。 わたしもほんとにそんな感じで、恋…

追悼

アリステア・マクラウドが春先に亡くなられていたことを、今頃になって知る。 すごく、すごーく好きでした。あなたの本がもう出ないと思うと淋しい。。

死語使い

ノーベル文学賞受賞者の本を早速図書館で予約する。まだ予約0だったからまとめて借りれるよ!週末楽しみ!

スロウライフ

私の暮らしかた、大貫妙子さん。 読んでいる最中からなぜかもう泣きたくなる。 葉山での静かな暮らし、 ゆっくりと無くなっていくいろんなものたち。

電車の中で、座っているわたしの前に、就職活動中らしいスーツ姿の女学生2人。 「影響を受けた本って何て答える?何かある?」 「わたし『インパラの朝』かな。」 うーん、なかなかいいチョイスだな。と思うわたしの鞄の中には「愛と憎しみの豚」、同じ中村…

自分の表現

女子の古本屋 - 岡崎武志 職業として?儲からなくても、生き方として? 古本屋とまでいかなくても、わたし、本のソムリエとかやりたいなー。 と妄想するのだが、リアルに考えるとジャンルが偏ってるのと、知っている人じゃないとなかなかこれをお薦め!と言…

ネットワーク

「熊野でプルーストを読む」 「彼の絵を見るたびに思い出すのが、サウダーデというポルトガル語だ。これは、十数年前、ポルトガル出身のピアニスト、マリア・ピリスが日本公演の際、語った言葉で、私ははじめてその言葉を知り、深く印象に刻んだ。」 この文…

ちとちがう

図書館の特集コーナーが彩りのある生活、で、 カップ&ソーサー、やきもの、マトリョーシカ(?)等に円城塔の「これはペンです」が混ざってた。

アニー

ずっと兄にメールしようと思いつつしそびれていたのだが、えいやっとメールする。 空飛ぶ広報室を読んで、と書き、近況を綴り、元気?と尋ねる。 兄はマメなのかそうでないのか、あちらからは連絡は来ないが、こちらから出すとすぐに返してくれる。 本に書か…

さよなら

読み終えたペーパーバックを少しずつ手放していて、一冊ごとにその本の雰囲気を思い出しては、引き取り手が楽しんでくれるように願う。 今日の一冊はダイベック、The coast of Chicago. 冬の室内の蒸気、湿った微かなピアノの音、霧の桟橋、電車の車窓を通り…

もしかして、これが、詩?

永遠の故郷 夜 - 吉田秀和 CD版をいただいて、BGMに・・と軽い気持ちで流してみると ルネ・フレミングの美声にがっつりKOされてしまった。 これは本も読まねば・・!と入手して、音楽を繰り返し聴きながらページをめくった。 最初は女声のほうが好きだなー、…

身悶える

ジェノサイド (高野和明さん)読。 なまじ理系なもので、なんかもう、身悶えながら読む。突っ込みたいような、気恥ずかしいような。。。

フシギ

「金の仔牛」(佐藤亜紀さん)読。 18世紀フランスのミシシッピ株バブルをモチーフとしたお伽噺を読む。 今の日本の株式も、前年ちょっと上がりすぎ、しかも金融緩和をしばらく続ける、とあるとなんとなく重ね合わせて読んでしまって、どきどきする。 人間の…

年越し読書

Memory wall、Anthony Doerr 読。 スマホのKindleに入れっぱなしで放置してたのを、お正月休みの徒然に読了。 記憶と死とは密接に絡み合っているな、と思いながら。 The River Nemunas がよかった。両親を亡くした女の子が釣りをする話。ってこれだけではわ…

去年、今年

去年のベストを発表し忘れてました。 ってか、Sarah's keyです。意外でもなんでもなくてごめんなさい。 今年はもっと本読みたいなー。