朗読したい本はあれど

川上未映子さんの「魔法飛行」読。

 

シンポジウムの話

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それが存在していることに感謝してもしきれない『たけくらべ』、松浦理英子現代語訳。何があったのかは定かではないけれど美登里の様子がかわってしまう「ええ厭々、大人になるのは厭なこと」のあのくだりの文章を、原文は上段に、そして現代語訳を下段に刷って、みなさんにはぜひ、目は上段の原文をお読みになって、そして耳はわたしが朗読しますので現代語訳で意味を拾って、というふうにして味わってもらうことにした。

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わたしもやってみたーい。

読んでもらえれば贅沢なのだが、読んでくれる人がいなければわたしが朗読してもいい。そう思って、お風呂読書の時間にちょっと声に出してみたりする。

誰かこんなイベントやりたい人いないかなー。

(そういえば今日は本屋さんにて松浦さんの新刊見かけました。チェックチェック。)

 

本の最初のうちは引き蘢って出かけてご飯を作って鬱屈して遊んで、

わたしと同じくひとりで生きる人がここにいるよと思うのだが、

あとがきではいきなり結婚して妊娠して「人生は数ヶ月で恥ずかしいほどに思い切った変化をそれこそ一面では勝手にするものでもあって、」と書かれている。

おめでとう、でも変わらぬ我が身が少しだけ淋しい。