期待を込めて

以前お世話になった方が海外駐在中で、

知人が旅行がてら会ってくるというので、

何か託そうと思い、マーセル・セロー「極北」をば。

 

この本、多分わたしの今年のベストだ。

読み始めから強く惹き込まれて、何がこんなにもわたしを引きつけるのか分からぬまま読み進み、読み終えた。強い、強い物語。

 

その人は村上春樹好きなのだけど、それだけでなく、この物語は彼を唸らせることだろう。と期待して、にやりとする。